前々から言われていたけど、アップルは多分、15日からのMacワールドで軽量ノートPCを発表する。Let's noteを12月に買ったばかりだけど、ホントに出したら買い換えよう。Mac Bookは前から欲しいと思っていたが、持ち運ぶには少々重すぎた。こっちで買って帰るのもいいな。
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前々から言われていたけど、アップルは多分、15日からのMacワールドで軽量ノートPCを発表する。Let's noteを12月に買ったばかりだけど、ホントに出したら買い換えよう。Mac Bookは前から欲しいと思っていたが、持ち運ぶには少々重すぎた。こっちで買って帰るのもいいな。
投稿情報: 07:00 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
大統領予備選でオバマが大方の予想を覆し、アイオワでクリントンに圧勝し、ニューハンプシャーでも、世論調査ではクリントンを10ポイント程度上回る支持を集めているようだ。まだどうなるかは分からないけれど、恐らく民主党が次回の大統領選に勝利するだろうから、オバマ vs クリントンが事実上の決勝戦になる。そもそも共和党の候補はどれも似たようなオッサンばっかりで、選挙という戦いを演じるには余りにも役者が揃わなさすぎる気がする。
オバマが勝てば史上初の黒人大統領。クリントンが勝てば史上初の女性大統領。どちらが勝ってもBig Switchだ。
クリントンは自らの「経験」を強調し、オバマは「変化」を起こすと主張している。自分はと言うと、シリコンバレーに身を置く者としては、自然オバマ支持になる。自分だけでなく、インターネット政策に関して先進的な政策を持つオバマの支持はシリコンバレーでは非常に高い。
ちなみに、TechCrunchによると、オバマはMySpaceに212,000人も友達がいるんだそうだ。彼はまだ46歳と若く、早くからSNSを取り入れた選挙戦を展開していた。
オバマのインターネット・テクノロジー関連政策はRauru Blogによくまとめられていたので、下記引用する(一部省略)。
国としてこのような取り組みを行ってくれれば、どれほどの利益が産業界(インターネット業界だけなく)にもたらされるか知れない。上記に書いてあることで異論があるものはほとんどない。全ては競争力確保・強化、及びユニバーサル化(デジタル・ディバイドの解消)につながる。
アメリカにいて感じるが、この国では国民の政治意識は非常に高いし、各候補者の情報提供も非常に積極的かつ効果的に各レイヤーの人々に届けられている。
本題から外れてしまうが、前回の参院選に東京で立候補した神田敏昌氏によると、日本の選挙では、候補者は選挙ポスターを40cm×420cmという特殊な紙で作らなければならず、印刷コストが非常にかかってしまう。A3 とかB4とか既存のよく流通している紙でやればいいものを・・。ちなみにこの規定は昭和37年から変更なし。これを都内14,000ヵ所(この場所も戦後から変更なし)の看板に候補者が一箇所一箇所、張っていかなければならない。神田氏の「それって、看板作っているところにポスター集めて、ポスター貼ってから看板立てた方が全然楽じゃん!」という突っ込みに対する総務省・選挙課の回答は全く要領を得ないまま・・。日本の役人の前例踏襲主義の極み。自分がやっていることを改善しようというマインドがないのがはっきり分かる。
下記、総務省とのやり取りMP3ファイルは必聴。
< http://kandatoshiaki.jp/mp3/20070719.mp3 >
< http://kandatoshiaki.jp/mp3/20070720.mp3 >
投稿情報: 15:05 カテゴリー: ウェブ・技術, 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
■その他
投稿情報: 15:08 カテゴリー: 書籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Fortuneウェブ版にて紹介。大したことは書いてないが、備忘のため。
1.既存事業者の存在感は変わらず。
700MHzの電波のオークションがあり、Googleやオイル・メジャーのシェブロン等、非キャリアが応札しているが、恐らくVerizonやAT&Tのような既存キャリアが入札するだろう。ただし、そうなっとしても、FCCの勧告により、すべてのDeviceにOpenなネットワーク構築を強いられるはずであり、マーケットに好影響を与えるはずだ。
2.アンドロイド搭載の端末登場
既にHTCが2008年中旬までにアンドロイド搭載の端末を発売すると発表。他の端末メーカーも追従するだろう。
3.カメラ搭載端末がより高機能に。
アメリカでは現状。61%の端末がカメラを搭載。今後より高機能になっていくだろう。※この点、日本よりはるかに遅れている。
4.モバイル広告市場が立ち上がる。
多少バブル気味だが、2007年はGoogle、Yahoo、Microsoftのようなジャイアントが次々とモバイル広告関連企業を買収した年だった。キャリアは今後しばらくは通話料、ネットワーク使用料による収益が主だろうが、広告収入も無視できない規模になる。
5.WiMAXが利用可能に。
SprintがWiMAXのサービスを、シカゴ、ボルチモア、ワシントンDCで開始する。2008年末までに、100万人の顧客獲得を想定しており、NokiaもSprintのネットワーク上でWiMAXが利用可能な端末を市場に投入する予定だが、多くのアナリストは、高すぎて皆買えないだろう、と予測。
6.「Open」は引き続きキーワード
当初、既存キャリアは非Openであり続けようとしていたが、Googleのロビー活動の結果、Openを志向せざるを得なくなった。AT&Tのような非協力的だったキャリアもオープン志向に成らざるを得ないだろう。
7.Nokiaがモバイルソフトウェア開発大手になる。
CTOをシリコンバレー・ベースにし、ソフトウェア及びサービスを彼らの主業にすべく、リストラ(×首切り ○再構築)も行う予定だ。2007年は写真共有サイトを運営する会社は電子地図メーカーを買収したりしたが、彼らの買収による非ハードウェア分野への注力はこれからも続くだろう。
8.全ての携帯端末がGPS搭載に。
FCCの勧告により米国キャリアは取扱端末はすべてGPS対応にしなければいけなくなる(Enhanced911 ※緊急通報ダイヤル911(日本で言えば「110番」に相当するもの)への連絡を行う際、同時に通話者の位置を特定する情報を送信する技術。FCC(米国連邦通信委員会)が携帯電話サービス業者に求めている規格)。ロケーションベースのサービスが普及するだろう。
9.タッチスクリーン端末の時代に。
2007年はiPhoneだけでなく、HTC等もタッチスクリーン端末を発売した。 2008年はさらに多くの端末が出るだろう。
10.シリコンバレーがワイヤレス業界の中心に。
シリコンバレーはiPhoneを発売したAppleの本社があるし、AndroidをリリースしたGoogleの本社もある。NokiaもCTOもシリコンバレーにいるし、数え切れないほどのモバイル関連のベンチャー企業がある。今後、この業界の中心はシリコンバレーになるだろう。
投稿情報: 11:28 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Businessweekに、Tech Startup Bridges Mideast Divideという記事が載っていた。
Zvi Schreiberという人が社長を務める、イスラエルのGlobal Hosted Operating System (G.ho.st)という会社(バーチャルデスクトップ関連)が、SEとしてパレスチナ人を雇用しており、それがパレスチナのHigh-Tech Economyの創出に一役買うのでは、という記事だ。
パレスチナのアッバス政権は、12月中旬に74億ドルの寄付を集めたばかりだが、世界銀行のレポートによると、パレスチナ経済の発展の近道はイスラエル経済とのインテグレーションだそうだ(言うは易し・・)。
Schreiberは数十人のパレスチナ人を雇用したものの、しばらく彼らに会うことするできなかった。セキュリティ上の理由で、彼がパレスチナ区域に足を踏み入れることはできなかったからだ。逆にパレスチナの従業員もイスラエルに入ることはできない。
ようやく彼らはパレスチナのジェリコ(ヨルダン川西岸にある最も親イスラエル的な街)で会うことができたのだが、お互い「初めて」という感じはなかった。彼らは毎日Skypeを使ったりしてVideo Conferenceをやっていたからだ。
イスラエルとパレスチナの関係が、アメリカとインドのような関係になり、パレスチナ経済が成長すれば、どんなに素晴らしいことかと思う。イスラエルにとっては、国内では一人当たり6万ドル程度の給料を払う必要があるが、パレスチナ人はその30~40%で雇えるというメリットもある。ソフトウェア開発に国境なんて全く関係ない。
パレスチナに関しては、アメリカやノルウェーを始めとする欧州各国が和平構築のため、理念を掲げて取り組んできた。しかし、「理念」は主観や政治的意思を伴う。だから、和平構築のプロセス、あるいはDeclarationはパレスチナ、イスラエル両“国”(注・パレスチナは国際的には“国”ではない)にとって双方が満足する内容には成り得なかった。
しかし、経済(しかもこのケースは草の根である)という双方にとって実利のあるパートナーシップというのは全く新しいアプローチであり、こちらの方がはるかに双方の和平構築に寄与するのではないかと思うのだ。
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梅田望夫の「ウェブ時代をゆく」を読んで以来、自分のキャリアも照らし合わせながら、「新しい職業」についてずっと考えている。
しかし、この記事を読んで、インターネットが創出する「新しい職業」は個々人のキャリアだけでなく、一国の経済を立て直し、積年の対立関係すらも解決に導くパワーがあるのでは、と思った。
常に自戒を込めて考えているのは、「インターネットは世界を変える力がある」なんてこの業界にいる人間の妄想だ、ということ。正に自分がイノベーションの旗手だと言わんばかりにネット、ネットと叫んでいる人に対しては、浮かれるなよ、調子に乗るなよ、といつも言いたくなる。
しかしこういったケースを目にすると、やっぱり期待していいんだな、と思う。今まで世界中の英知を集めても超えられなかった垣根、壁をインターネットの力で越えて、世界が平和になれば、身捨てたもんじゃないなって皆思ってくれる。
投稿情報: 06:19 カテゴリー: ウェブ・技術, 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
WiMAXの2.5Ghz帯の免許って、既存3キャリアで寡占状態にある携帯電話の業界に新規事業者の参入を促す目的で交付されるだったはずじゃなかったっけ・・。
当社はアッカとウィルコムが当確とされていたが、KDDIとソフトバンクが33%以下の比率で十分すぎるほどイニシアティブをとった形で名乗りを上げ、アッカもこれは太刀打ちできん、とドコモを自らの陣営に引き込んだ結果、いつの間にかドコモ(+アッカ)という構図に落ち着いてしまった。
最終的には当初の目的なんか霞みに霞んで誰もが忘れていたんじゃないか??日本にもGoogleみたいな会社があって、本当はテレコム・通信業界以外からの参入があればよかったのだが、日本にはそれほどの政治力・規模感を持ったネット・カンパニーは無かったということか。
投稿情報: 03:03 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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