■M&A / ファイナンス関連
日系自動車メーカーのイラン工場建設のため、一億五千万ドルの巨大融資案件がもちあがった。大手邦銀ロンドン支店次長・今西は、国際協調融資の主幹事(トップ・レフト)を獲得すべく交渉を開始するが、かつての同僚で日本を捨て、米系投資銀行に身を投じた龍花が立ちはだかる。そこに突如、世界を揺るがす敵対的買収が…。弱肉強食の国際金融の現場を余すところなく描いた衝撃のデビュー作。
投資銀行青春白書 (単行本(ソフトカバー))
今時の女子大生ミヤビが選んだ就職先は、外資系投資銀行。もちろん、経済や株式の知識はゼロ。最初はみんなの足をひっぱるばかりだったミヤビだが、不運な?指導係の梶田といっしょに大手化粧品メーカーの大規模M&A案件に取り組んでいく。楽しく読みすすんでいくだけで、外資系投資銀行の業務を疑似体験することができ、株式市場や企業の資金調達、M&Aといった知識を自然に身につけることができます。元外資系投資銀行マンの著者による渾身の一冊です。
今時の女子大生ミヤビが選んだ就職先は、外資系投資銀行。もちろん、経済や株式の知識はゼロ。最初はみんなの足をひっぱるばかりだったミヤビだが、不運な?指導係の梶田といっしょに大手化粧品メーカーの大規模M&A案件に取り組んでいく。楽しく読みすすんでいくだけで、外資系投資銀行の業務を疑似体験することができ、株式市場や企業の資金調達、M&Aといった知識を自然に身につけることができます。元外資系投資銀行マンの著者による渾身の一冊です。
本書は会社の値段が決められる仕組みを解明しようというものである。「投資活動の基本原理は意外に単純だ」と割りきり、核心部分だけをしっかり掴まえ、後はひたすら現場感覚で常識的に考える。そういうアプローチにより、ファイナンスやM&Aの世界が目鼻立ちすっきり見えてくる。これが著者の考える実務の視点である。
図解 株式市場とM&A (翔泳社・図解シリーズ) (単行本)
本書の物語は、あなたがカフェの経営者として起業する場面から始まります。いろんな苦難もありましたが、企業規模を拡大する過程で、株主や銀行からの資金調達、そして、証券会社とタッグを組んでの株式上場を経験します!さらに上場後は、そう、M&Aにもチャレンジし、なんと最後には敵対的買収まで経験してしまいます。
本書の物語は、あなたがカフェの経営者として起業する場面から始まります。いろんな苦難もありましたが、企業規模を拡大する過程で、株主や銀行からの資金調達、そして、証券会社とタッグを組んでの株式上場を経験します!さらに上場後は、そう、M&Aにもチャレンジし、なんと最後には敵対的買収まで経験してしまいます。
日本では、「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか?本書は、会社に値段を付ける、ということはどういうことなのかを根本にまで立ち返って考え、資本主義というシステムの本質から、現在、世の中で何が起こっているかまでを、腑に落ちるまでしっかりと解説。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。
本書は、買い手の企業の立場に立ってビジネスデューデリジェンスについて解説したものです。ビジネスデューデリジェンスの役割は、「これまでに生み出した価値」から「これまでの価値を生むしくみ」を見通し、「これからの価値を生むしくみ」を洞察することであるといえます。そしてその結果にもとづき、「企業が将来生み出す価値」が定量化されます。現在の「価値を生むしくみ」が、今後どのように変化するか、それが事業計画にどのように反映されるか、買い手が新たな経営者として入ることにより事業がどのように改善するか、テコ入れ投資によるバリューアップの有無、事業統合によるシナジー効果の大きさの調査など、ビジネスデューデリジェンスの具体的方法を解説しています。
現在までの買収ファイナンスのマーケットの推移や、実際に組成されたさまざまな案件の融資条件、ストラクチャーなどを踏まえたうえで、日本では比較的新しいこの金融プロダクツを、実務、法務の両面から解説する。
東京ディール協奏曲 (単行本)
企業買収を画策する巨大外資系金融機関の前に立ちはだかったのは3人の若者だった! 表参道、香港、ドバイ、ニューヨークを舞台に圧倒的なリアリティで描く新世代ビジネス・エンターテイメント。
企業買収を画策する巨大外資系金融機関の前に立ちはだかったのは3人の若者だった! 表参道、香港、ドバイ、ニューヨークを舞台に圧倒的なリアリティで描く新世代ビジネス・エンターテイメント。
決算書の読み方にはコツがある。このコツさえわかってしまえば、たとえあなたが簿記3級すら持っていなくても、まるで上質のミステリー小説を読むように楽しみながら、決算書に隠された暗号を解くことができる。
決算書の暗号が解ければ、会社側の動機とトリックが見えてくる。そうやって手に入れたメッセージは、本物のミステリー小説に負けず劣らず興味深いものだ。なかには、あまりの仕掛けの巧妙さに思わず唸ってしまうものもある。
ぜひあなたも、本書でその醍醐味を味わってほしい。なによりそうやって利益の質を見抜くことが、インチキな会計を暴き、あなた自身の大切なお金を守ることになるのだから。
「会計上の利益は信頼のおけるもの。だって、会計ルールがちゃんと決まっているうえに、会計士も監査しているし」。もしもあなたがそう思って決算書を見ているとしたら、ちょっと危ないかもしれない。現行の会計制度では、厳しく会計処理をすれば赤字のものも、甘く処理をすることで黒字に見せることがけっこう簡単にできてしまうからだ。
「それは粉飾なのでは」と思われただろうか? もちろん、制度で認められていない処理を行えば、それは粉飾になる。しかしそこまでいかなくとも、制度で認められたことを積み重ねて、合法的に利益の捻出や利益隠しをすることは可能だ。2006年1月に違法性が明るみになったライブドアの名をあげるまでもなく、グレーゾーンのテクニックを駆使することでギリギリの会計処理をしている会社は意外に多い。
地道に努力している会社が知名度の低さゆえに資金繰りに苦労する一方で、どんな手段を使ってでも増収増益をしているように見せかける会社のもとにはどんどんお金が集まる――こんな現実を、あなたはどこかアンフェアだと感じないだろうか? そう、企業の利益は、「金額」もさることながら「質」こそが大切なのだ。
利益の質を見抜ければ、「ダメ株をつかまされた……」と後悔することもなくなる。あるいは、一見すると同業他社よりも見劣りしているけれど、実はコツコツと努力をして成長している誠実な会社を見つけられるようになる。そしてなにより、正直な会社に投資をしたほうが高いリターンを得られるのだ。
このように、利益の質を見抜くさいの手がかりになるのが「決算書」だ。その会社が何を考え、これから何をしようとしているのか。経営者の強気発言はただのハッタリなのか、それともちゃんとした根拠があるのか。そして、私たちが投じたお金は、それ以上のリターンとなって将来戻ってくるのか。これらすべての答えは、決算書の数字のなかに隠されている。
これまで、「決算書はむずかしくて歯が立たない」と感じていたあなた。あなたも本書で、決算書の暗号を解く鍵を手に入れてはいかがだろうか?
大丈夫、たとえいまは無味乾燥な数字の羅列にしか見えない財務諸表も、プロのアナリストや会計士になったつもりで著者と一緒に読みこなしていくうちに、その数字の向こう側にいる生身の経営者や社員たちの姿が、きっとあなたにも見えてくるはずだ。
決算書の暗号が解ければ、会社側の動機とトリックが見えてくる。そうやって手に入れたメッセージは、本物のミステリー小説に負けず劣らず興味深いものだ。なかには、あまりの仕掛けの巧妙さに思わず唸ってしまうものもある。
ぜひあなたも、本書でその醍醐味を味わってほしい。なによりそうやって利益の質を見抜くことが、インチキな会計を暴き、あなた自身の大切なお金を守ることになるのだから。
「会計上の利益は信頼のおけるもの。だって、会計ルールがちゃんと決まっているうえに、会計士も監査しているし」。もしもあなたがそう思って決算書を見ているとしたら、ちょっと危ないかもしれない。現行の会計制度では、厳しく会計処理をすれば赤字のものも、甘く処理をすることで黒字に見せることがけっこう簡単にできてしまうからだ。
「それは粉飾なのでは」と思われただろうか? もちろん、制度で認められていない処理を行えば、それは粉飾になる。しかしそこまでいかなくとも、制度で認められたことを積み重ねて、合法的に利益の捻出や利益隠しをすることは可能だ。2006年1月に違法性が明るみになったライブドアの名をあげるまでもなく、グレーゾーンのテクニックを駆使することでギリギリの会計処理をしている会社は意外に多い。
地道に努力している会社が知名度の低さゆえに資金繰りに苦労する一方で、どんな手段を使ってでも増収増益をしているように見せかける会社のもとにはどんどんお金が集まる――こんな現実を、あなたはどこかアンフェアだと感じないだろうか? そう、企業の利益は、「金額」もさることながら「質」こそが大切なのだ。
利益の質を見抜ければ、「ダメ株をつかまされた……」と後悔することもなくなる。あるいは、一見すると同業他社よりも見劣りしているけれど、実はコツコツと努力をして成長している誠実な会社を見つけられるようになる。そしてなにより、正直な会社に投資をしたほうが高いリターンを得られるのだ。
このように、利益の質を見抜くさいの手がかりになるのが「決算書」だ。その会社が何を考え、これから何をしようとしているのか。経営者の強気発言はただのハッタリなのか、それともちゃんとした根拠があるのか。そして、私たちが投じたお金は、それ以上のリターンとなって将来戻ってくるのか。これらすべての答えは、決算書の数字のなかに隠されている。
これまで、「決算書はむずかしくて歯が立たない」と感じていたあなた。あなたも本書で、決算書の暗号を解く鍵を手に入れてはいかがだろうか?
大丈夫、たとえいまは無味乾燥な数字の羅列にしか見えない財務諸表も、プロのアナリストや会計士になったつもりで著者と一緒に読みこなしていくうちに、その数字の向こう側にいる生身の経営者や社員たちの姿が、きっとあなたにも見えてくるはずだ。
「値段がないまま企業を買う」「わざと損をして持ち株を売る」-。そんな摩訶不思議がまかり通る日本のM&A。取材秘話を交えて、気鋭ジャーナリストが真実に迫る。
M&A最強の選択 (単行本)
M&A実務の第一人者が最新ケーススタディで読み解く買収攻防の最善手
M&A実務の第一線で数々の実績を残してきた著者による、最新のM&Aケーススタディ。日本企業をめぐる買収・合併・事業再生案件の悪手・善手を鋭く指摘し、現行商法および新会社法の問題点にもシビアにメスを入れた。取り上げた実例は、ライブドアとニッポン放送・フジテレビの攻防、UFJ・三菱東京と三井住友の攻防、カネボウとダイエーの再生、リップルウッドによる日本テレコム買収、三菱自動車再生におけるB種優先株発行、ニレコの新株予約権に対する差止請求、スティール・パートナーズによるユシロ化学・ソトーへのTOB、川崎製鉄とNKKの合併(JFEの誕生)など。経営者、ビジネスマン、金融関係者必読の一冊。
――世の中で騒がれているM&A現象は、資本市場の特性と会社法や証券取引法、税法の理屈に照らし合わせてじっくり考えてみると、マスコミがはやし立てている内容とはずいぶん違った本質が透けて見えるものである。企業の経営者は常に、ことの本質を鋭く洞察し、常に自己の株主価値を増大させる正しい選択を瞬時に判断し続けなければならない。そういう意味で、M&Aという課題は経営者にとっては格好のトレーニングの場である。(本書より)
M&A最強の選択 (単行本)
M&A実務の第一人者が最新ケーススタディで読み解く買収攻防の最善手
M&A実務の第一線で数々の実績を残してきた著者による、最新のM&Aケーススタディ。日本企業をめぐる買収・合併・事業再生案件の悪手・善手を鋭く指摘し、現行商法および新会社法の問題点にもシビアにメスを入れた。取り上げた実例は、ライブドアとニッポン放送・フジテレビの攻防、UFJ・三菱東京と三井住友の攻防、カネボウとダイエーの再生、リップルウッドによる日本テレコム買収、三菱自動車再生におけるB種優先株発行、ニレコの新株予約権に対する差止請求、スティール・パートナーズによるユシロ化学・ソトーへのTOB、川崎製鉄とNKKの合併(JFEの誕生)など。経営者、ビジネスマン、金融関係者必読の一冊。
――世の中で騒がれているM&A現象は、資本市場の特性と会社法や証券取引法、税法の理屈に照らし合わせてじっくり考えてみると、マスコミがはやし立てている内容とはずいぶん違った本質が透けて見えるものである。企業の経営者は常に、ことの本質を鋭く洞察し、常に自己の株主価値を増大させる正しい選択を瞬時に判断し続けなければならない。そういう意味で、M&Aという課題は経営者にとっては格好のトレーニングの場である。(本書より)
定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法 (単行本)
企画の承認を得るとき、社外ステークホルダーに説明責任を果たすとき、定石は必ず役に立つ。忙しい人ほど定石を学ぶべきである。
本書は、現実のビジネスシーンにありそうなケースを想定し、合理的な意思決定の手法を学ぶ。サンクコスト、機会費用、リスク選好、キャッシュ・フローから整数計画問題、ベイジアン決定理論、感度分析まで、幅広い定量分析の手法をカバー。
企画の承認を得るとき、社外ステークホルダーに説明責任を果たすとき、定石は必ず役に立つ。忙しい人ほど定石を学ぶべきである。
本書は、現実のビジネスシーンにありそうなケースを想定し、合理的な意思決定の手法を学ぶ。サンクコスト、機会費用、リスク選好、キャッシュ・フローから整数計画問題、ベイジアン決定理論、感度分析まで、幅広い定量分析の手法をカバー。
■その他
マイクロソフトで採用面接を受けたことがある人は、本書のタイトルのような質問におぼえがあるはずだ。このほかにも、「なぜマンホールのふたは丸いのか?」「どうやってM&Mチョコレートを作るか?」「アイスホッケーリンクの総重量は?」「世界中のピアノ調律師の数は?」といった質問に頭を悩ませたことがあるかも知れない。こういった特定の専門分野に限らない一般的な問題解決能力を測る試験は、マイクロソフトや他の技術系企業、ウォール街の採用面接においてお決まりのものとなっている。
本書は複数の目的から書かれている――企業の採用活動に関する研究書であると同時に、IQ試験の意味についての本でもあり、面接の歴史についての本、パズル本でもある。科学ライターである著者のパウンドストーン(『Carl Sagan: A life in the Cosmos』の著者)はこうした面接の背景を明らかにしている。率直な文章によって、面接における論理性を見るための質問のルーツ(おそらく、1957年のショックレー半導体研究所において初めて現代的な形で現れた)を示したり、採用試験におけるIQ試験の歴史や心理学的研究、マイクロソフトで採用試験を行った人・受けた人へのインタビューを通じて、「あなたの強みと弱みは何ですか?」というありふれた質問をする代わりに、論理クイズをしたほうがよい状況を解説している。 本書の半分はこれらの質問に関する「答え」に費やされており、頭をひねる各問への解説が与えられている。特定の読者を想定した本ではないが、興味深い話題をとりあげた楽しく読める本である。
日本を代表する硬派ブロガーで研究者・ジャーナリストでもある著者が、1日最大3万ページビュー、1万5000人のユーザー数を誇る人気ブログ「池田信夫ブログ」の2年半にわたる記事を大幅に加筆・修正してまとめた。インターネットの草創期からウェブの「進化」を取材してきた経験から、ウェブによる「革命」はこれからが本番であり、資本主義を大きく変えるものになると予想する。既存の大企業、マスメディアの没落と、集権型から分権型への転換がキーワードだ。新聞、テレビ、官僚組織の病理、ネット右翼現象、2ちゃんねるの匿名問題などにも鋭くメスを入れる。
「半導体の集積度は18ヶ月で2倍になる」――インテルの創業者ゴードン・ムーアが1965年に提唱したこの法則は、急速な変化を続けるコンピュータの世界にあって、いまだ生き続けています。この「ムーアの法則」は、単にIT業界に影響を与えているだけではありません。世界中のすべての人がコンピュータとネットワークでつながる現代においては、産業構造や経済システムそのものを破壊し創造するほどの威力を持っているのです。「ムーアの法則」によって、これまでに何が変わり、これから何が変わろうとしているのか? 揺るぎなき論理と切れ味抜群の筆致で、IT論壇随一の説得力を誇る著者が、グローバル資本主義社会の未来を展望します。
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