将来はテレパシーで会話できるようになる??
Ambient Corporationという会社が発話しなくても会話できる技術を開発。Nokiaの「Morph」でテレパシー会話なんかできたらすごいなぁ。
将来はテレパシーで会話できるようになる??
Ambient Corporationという会社が発話しなくても会話できる技術を開発。Nokiaの「Morph」でテレパシー会話なんかできたらすごいなぁ。
投稿情報: 03:25 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ロシアのWiMAXベンチャーに熱い注目と資金が注がれている。この3か月で、3社がVCから計$75Mを集めた。でも記事にあるように、ClearWireに対する買収資金$1.6Bには到底及ばない。WiMAXはインフラビジネス。ものすごい金がかかるものだ。最近、訪問したWiMAX機器関連のベンチャーもすでに$100Mも調達していたし。
http://gigaom.com/2008/03/24/vc-investments-rising-in-russian-wimax-service-providers/
そんな中、一人Googleだけが冷静だ。インフラは他人に作らせて、その上で甘い蜜だけ吸おうという極めてしたたかな戦略だ。ユーザにとってもメリット大のこの方向性には追い風が吹いていくだろうと思う。
投稿情報: 14:45 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「コールオブデューティ4(COD4)」(プレイステーション3、Xbox360)に関する記事(http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000021032008)を読みながら、もしかしたら、インターネットの歴史で検索(ポータル)→SNS→??の、??に来るものを思いついたかもしれない。
このゲームの仕組みはこの通り。
プレイヤーはゲームの展開に応じて経験値を獲得する。その経験値が蓄積すると、階級が上がる仕組みになっており、二等兵から始め将軍になるまでの55段階に分かれている。
一つ一つの対戦のゲームプレイは10分程度で終わるものだが、勝っても負けても、働きに応じて一定の経験値は獲得できる。時間をかければ、誰でもいつかはレベルアップする。
階級が上昇していくと、最初は選択できない新しいゲームモードや、使える武器が増えていく。また、階級に応じて達成すべき目標が様々に設定されている。それぞれの武器で規定の敵を倒すというものだったり、「しゃがんで倒す」「手榴弾で倒す」といった具合に数十種類もこと細かくあり、それをクリアするたびにボーナスの経験値を獲得できるというルールになっている。
つまり、プレイヤーの選択がありとあらゆる側面でデータとして蓄積され、経験値を上昇させ、より幅の広いプレイをするようにゲームシステムの側がやんわりと強制するような仕組みになっているのだ。その階梯が実に緻密に設計されているから、思わず続けたくなってしまう。
インターネットの世界では、いかに人々をAddictさせるかが非常に重要で、その手法の変遷として検索があり、SNSがあった。検索に関しては、ユーザのインプットに対し、いかに関連性の高いコンテンツを提供するか、もっと言うといかに関連性の高い広告を表示できるかがキーであり、インターネットにおける滞在時間は短かろうが、その「結びつき」こそが肝だった訳だ。SNSに関しては、人の「つながりたい」欲求にどんぴしゃでアプローチし、ユーザのページ滞在時間を著しく向上させた。余談だが、結果、インプレッションの大幅な上昇とそれに伴う広告単価の逓減を引き起こし、既存のポータルは従来通りの広告収入が得られず、大変は収益力が低下している。
で、SNSの次に来るものは何か?
個人的は、上の仕掛けにヒントが隠されているような気がする。記事でも触れらている通り、カギとなる要素は、「自分の行為の結果の数値化、データ化」である。皆も(特に男子諸君)経験があると思うが、
自分がどこまで目指そうと目標を設定してプレイしているときに、強い熱中状態が生まれる。ゲームがオリジナルのゲームの意味を超えて、別のゲームに、いわばメタゲーム化するときである。
古くはゲームセンターで特定のゲームのハイスコアを目指してみたり、それをいつまでも維持できるようにがんばってみたりする。それで得られるものは何かというと、ほとんど自己満足に過ぎないが、強いモチベーションとして機能する。
ということだ。彼らが行っている“工夫”は、「大量の評価軸を提示し、プレイヤーが様々な結果を生み出すことに価値を感じられるようにしてある。プレイヤーがオンラインプレイの何をやっても、何らかの実績に関係のある得点へと変換され、なんだか意味があるような気分になる仕掛けがしてある」という点だ。
自分の行動がポイント化される。もっと貯めようとモチベートされる・・。この気持ちはすんごいよく分かる。これったインターネットの世界にも応用できそうだ。既にこんな例が挙げられている。
ゲームデザイナーのジャスティン・ホール氏のベンチャー企業GameLayersは、「Passively Multiplayer Online Game(受け身のマルチプレイヤーオンラインゲーム)」というサービスのベータ版をスタートしている。これは、ブラウザーのFireFox用のプラグインとしてリリースされたゲームで、ウェブ上をネットサーフィンしている間に様々な情報を蓄積していき、それをゲームのデータへと転換していくというゲームだ。
ユーザーは「データポイント」という通貨に当たるものを蓄積し、職業を選択する。そして与えられた仕事をネットサーフィンしながらクリアすることで経験値をため込んでいく。ユーザーのネットサーフィンという日常生活自体を、ゲームという枠組みに取り込もうという狙いだ。
Googleなどの検索エンジンが一般化し、ネット上のデータを収集する仕組みは定着した。一方で、同じようにどこかから集めたデータをゲーム的に点数化し、別のモチベーションを喚起させる試みも一般化が進もうとしている。
今はソフトウエアを中心に行われているが、いずれはハードウエア、例えば掃除機のようなものにも実績システムが組み込まれるようになるのではないだろうか。「前日よりカーペットのダニの量が少ない状態を5日続けたら、10ポイント」といった具合に。
ありとあらゆるものに実績システムが組み込まれるような時代がやってくるのも、そんなに遠くない気がしている。
投稿情報: 11:09 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Google恐るべし。こんなことやっている会社はまだまだ勢い衰えそうにないなぁ。
投稿情報: 15:55 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
シリコンバレーの老舗名門ベンチャーキャピタルKPCBがiPhone関連のサービス、アプリケーションを開発する企業向けに投資する$100Mのファンド「iFund」を立ち上げたとのこと。KPCBは昔Java Fundなんかもやってたし、企画モノのファンドが好きなんだろうな。
投稿情報: 11:12 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Gilletteのビジネスモデルは有名だ。髭剃りの本体をタダ同然で配りまくり、交換用の刃で回収するモデルだ(刃がRunning Revenueになる)。
この100年以上前のモデルは今も色あせておらず、最近ではFreenium(基本は無料で、プレミアムサービスのみ有料)という新形態のFreeを核としたビジネスモデルが生まれている。
今やWebには「Free」が溢れている。2007年にNew York Timesは完全無料になった。音楽、ゲーム、Gmail、Picasaも無料。タダとまでは行かなくてもインターネットのおかげで全ての情報がやり取りされるようになったため、消費者関連事業者は全て低価格化のプレッシャーを受けることになった(「価格.com」のように)。
Freeがベースとなったインターネットビジネスの中でどうやって儲けられる仕組みを作れるだろうか?
Freeモデルの詳細は下記参照。
http://allanslibrary.blogspot.com/2008/03/business-of-free-conomics.html
投稿情報: 10:52 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
GoogleのMs. Sheryl Sandberg(President for Global Online Sales and Operations)がFacebookへ転職するそうだ。こちらでは結構大きなニュースになっている。
Googleはここ数カ月の間、人材流出のニュースが絶えない。Googleを全社を挙げてそのベンチャー気質を失わないような施策を行っている会社だが、従業員は今や16,000人を超え、もはや内部から見ても「大企業」になってしまったようだ。
彼女は、Googleの2004年に上場する3年前の2001年からGoogleにいて(その時のGoogleの社員数は260人)、Googleが大きくなっていく様をその中枢から見ていた人間だ。
彼女は “I’ve loved being part of the process of helping to build Google. The opportunity to help another young company to grow into a global leader is the opportunity of a lifetime.” と言っている。彼女が持っているベンチャー気質はGoogleでは満足できず、Facebookにその活躍の場を求めたということだろう。彼女はきっと、小さい会社が大きくなっていくのが好きなのだ。あるいは自分が大きくするのが。そして彼女にはその能力と経験がある。シリコンバレーには会社を大きくして、また小さいベンチャーに転職するという、彼女のような人間がいっぱいいる。
ユーザ視点でインターネットマーケット全体を見ても、Google離れはますます進んでいくだろう。「SNSがネットライフの中心」なって人間の比率がますます多くなっていくと思うが、彼らはネットにふれている間、ほとんど「検索」なんかしない。今後はSNS内の友人同士のトランザクションが益々増え、SNS(Top Tierだけ)の広告価値は益々増加するだろう。ポータルの凋落の次は、検索の凋落。というより検索の場合は、セマンティック検索やら自然語検索なりが出てきて、今の勢力図はがらりと変わることになるだろう。
NYTの記事はこちら。
しかしこっちの記事は、Ms.Sandbergの住んでいるところやら、彼女の夫の名前、前職、転職先やらの個人情報を載せまくっていてすごいなぁ。こっちではそれらの情報がそれぞれが"意味"を持っていて、示唆的である、ということなのだろう。
投稿情報: 02:17 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
NokiaのMorph Concept携帯。日本はこうした「外観」、「型状」よりアプリケーション(おさいふケータイ、着メロ、携帯SNS、ワンセグ)に対するニーズの方が大きいだろうから、違った形になるだろうな。
投稿情報: 08:10 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
未来のインターネットサーチはこんな風になるらしい。想像力を刺激されるなぁ。
http://petitinvention.wordpress.com/2008/02/10/future-of-internet-search-mobile-version/
投稿情報: 16:19 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
先のエントリでも書いたように、OpenIDに関して、ネットワーク外部性が働いてきたようだ。
野村総研、日本ベリサイン、日本SixApartの3社が発起人となり、「OpenIDファウンデーション・ジャパン(仮称)」を設立する(http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21093.html)。このファウンデーションにはmixiも参加することになる。すでにライブドア、ヤフーが対応を進めており、日本でも普及スピードに拍車がかかるだろう。
投稿情報: 13:49 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)