YouTubeを一回見始めると、なかなか抜け出すことができない。一つ一つのビデオは3分程度だが、一つ見ると「関連動画」がどうしても見たくなってしまうからだ。あるアーティストの新曲のビデオクリップを見ると、そのアーティストの過去の映像も見たくなってしまうし、あるいは似たジャンルの音楽を聴きたくなってくる。横串・縦串でユーザをとどまらせているわけだ。
Amazonでも同じことが言える。一冊買うだけのつもりが、複数冊買っていることはよくある。別に「だまされた。どうでも良いの買わされた」という感じもほとんどない。むしろ、へぇこんなのあるんだ、ということで気づきを与えてくれるものとして、いい機能だと考えている。
この手の「引止め策」はWebサービスを提供するものにとっては重要且つ必須な機能なんだろう。
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