Googleは大幅な増収増益を果たしたが、株価は急落した。「Apple株価急落」でも書いたが、株価は将来の収益拡大の期待値も鑑みて形成されている以上、50%増収になろうが、アナリスト予想を下回った時点で株価が下がるのは当然だ。
Businessweekによると、GoogleはSNS向けの広告戦略の確率で苦労しているらしい。RSSが普及し始めたあたりから言われていたことだが、検索エンジンやポータル経由のWebページのアクセスは今後、益々減少していくだろう。そして、検索シェアなんていう概念はいずれ全くもって無意味になる。いつまでも彼らの収益の99%を占める検索連動広告という概念 / 言葉は5年後10年後に完全に消えている可能性だってある。
GoogleはグリーンIT等、将来に向けた布石も着々と打っているが、今後ITが成長産業ではなく成熟産業となっていく中で、その成長スピードは来年あたりには翳りを帯びてくると思う。
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