こっちのコーヒーはいわゆる「黒い水」。。まずい。
今日初めてスタバにいったが、他とは違って「さすが!」というじ。おいしいコーヒーを頂きましたm(__)m 雰囲気も良くて、さすがに本家。
スタバが日本に来てから10年以上。今や大成功しているが、当時は「禁煙の店なんて流行らない」、「食べ物片手に歩くなんて行儀悪い」なんて懸念もあったとのこと。
前者は、逆に、オヤジがスパスパとタバコを吸っていた喫茶店を毛嫌いしていた女性を惹きつけるという効果を生んだし(こちらはそういうマーケティング戦略かもしれないが、Starbucksの社長は事実、大の煙草嫌いとのこと)、後者は、スタバのカップを持って歩いているとなんか都会的でカッコイイというイメージが先行し、結果的に、大成功を収めた。
ウォルマートやeBayのようなアメリカの小売市場を席捲している会社が、ローカリゼーションに失敗して、ほぼ撤退の状況に追い込まれる中で、徹底的に自分たちがやっていたアメリカでのオペレーションに固執し、世界で最もユニークな性向を持っているとされる日本の消費者を攻略した例は極めて希有だろう。
思うに、「生活に根付いた」サービスというのは、海外資本の会社は日本市場の攻略は難しいのではないか。「生活」=「ベース」であり、保守的な日本人はなるべく“変えたくない”と考えるからだ。
一方、日本人が“変わりたい”と思う部分がある。
ハンフリー・ボガードのようなクールさを身につけたいと思うし、アンジェリーナ・ジョリーのような美に憧れたりする。ここのレイヤーは「欧米的なもの」が受けるし、日本に来ても成功の可能性が高いだろう。
スタバは、このレイヤーにあるからこそ成功した。海外資本のホテルが東京に次々進出しているが、彼らも十分な勝算があると踏んでいるのだろう。バーガーキングなんかは、厳しいんじゃないんだろうか。。ファーストフードって「普段の飯」だから。クリスピードーナツはこんな感じみたい。