アメリカにいて思うのは、とにかく何でも「デカイ」ということ。飲料のボトルも、ランチに出てくるカレーの量も、車の大きさも、おばさんの尻も、とにかく何もかもでかい。
たとえば、小さいもので満足する人が住む国の経済と比較すると、アメリカ人の「消費」というのは必然的に量が多くなるため、それに伴い、経済の規模が多きくなると思う。中盛500円を食べ続けるのと、大盛600円を消費し続けるのとは決定的に違う。
単純な話、大盛(こっちではノーマルサイズ)を食べ続ける人の胃は大きくなり、結果、より多くの食料を欲するようになり、それに伴い、尻もでかくなり、下着もズボンもサイズが大きくなり、車もセダンからSUVに乗り換えるという好(悪?)循環がアメリカ経済の成長を支えているような気がしてならない。変な話、その増え続ける消費が石油の消費を増加させ、あの戦争を誘引したと言っても過言ではないかもしれない。。
こちらでも菜食やヨガが流行ったりしているそうだが、国民全体の価値観の変容を促すようなブームでは断じてない。圧倒的マジョリティは肥大し続ける人たちだ。
小ささの中に美を見出し、残すことを悪徳とするような日本人って非常にバランス取れたいい人種だと思う。
鏡だね。自信持っていい。
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