UNIQLOCK。いまさら?という感じかも知れないけど、これスゴイ。何がスゴイかって、モデルたちの顔(&スタイル)。4人登場するが、みんないい意味でクセがなく、「どこかにいそうな」美人風を究極的なまでに追い求めた感じ。なんというか誰からもそこそこ好かれて、憎まれない感じの「オール4+α」の集まりだな。この女性たちってきっとユニクロが必死になって探し当てたんだろう。
以前、テレビで、ユニクロが必死になって子供のネキンの顔を精巧に作り上げていたシーンを見たが、コンセプトは「中性化」。子供の顔のサンプルを集めまくって、誰からも、「あっ、ちょっとうちの子に似てるかも」と思わせるような顔を造っていた。そういう意味では、この女性たちはその実写版。みんなクセがない感じで美人だから、「幸田來未?どこがいいんだよ?」という議論を呼ばなさそうな感じがする。有名人に頼るマーケティングもあるんだろうけど(ユニクロも著名人にフリース着させたりいっぱいしてる)、「価値観の多様化」なんて時代にいわゆる全方位的外交マーケティングをこのような手法で行っているのは、新鮮だしユニークかと思う。
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